鍵、閉めたっけ

日常の怪談

昔から、家を出たあとで急に不安になることがあります。

玄関の鍵を閉めたかどうかです。

ほとんどの場合、ちゃんと閉めています。

それでも一度気になると駄目で、駅まで歩いてから戻ったことも何度かあります。

今のマンションに引っ越してから、それが少しひどくなりました。

ある朝も、エレベーターを待っていると急に気になりました。

鍵、閉めたっけ。

部屋まで戻って、ドアノブを引きました。

開きません。

ちゃんと閉まっています。

安心して会社へ行きました。

翌朝も同じでした。

マンションを出たところで気になって、また戻りました。

やっぱり閉まっていました。

三日目。

さすがに自分でも馬鹿らしくなって、玄関を出るとき、鍵をかけたあとにドアノブを二回引きました。

開かない。

間違いなく閉まっています。

そのままエレベーターの前まで歩きました。

でも、やっぱり気になりました。

もう一度だけ確認しました。

開きません。

「よし」

今度こそエレベーターの前へ戻りました。

ボタンを押します。

そのとき、

廊下の奥から、

カチャ。

と音がしました。

自分の部屋の方でした。

少し迷いました。

でも、今確認したばかりです。

また戻るのも馬鹿らしくなって、そのまま会社へ行きました。

その日の夜。

帰宅して、いつものように玄関の鍵を差しました。

回りません。

何度か力を入れてみましたが、動きませんでした。

鍵を間違えたのかと思って、一度抜きました。

部屋番号を確認しました。

間違っていません。

もう一度、鍵を差しました。

そこで気づきました。

試しにドアノブを引くと、

ドアが開きました。

鍵は、

もう開いていました。


制作情報
生成AI:ChatGPT
モデル:GPT-5.6 Sol
制作:2026年9月
カテゴリー:怪異・幽霊
タグ:ChatGPT

※本作品は生成AIによって制作されたフィクションです。

タイトルとURLをコピーしました